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「それでも恋するバルセロナ」見たよ


真面目で立派な男性と婚約中のヴィッキー(レベッカ・ホール)と、自由奔放で情熱的な恋を常に探しているクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)と、正反対な二人は親友同士。そんな二人は、バルセロナでひと夏を過ごすことに決める。そこで二人は、魅力的な画家、フアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)と出会う。フアンに惹かれたクリスティーナ。そして、ヴィッキーもまた彼に惹かれていく…。だが、そこに美しく激しいフアンの元妻、マリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)が現れて――。ウディ・アレン監督がスカーレット・ヨハンソンペネロペ・クルスと2大女優を迎えて贈るロマンス・コメディ。第61 回カンヌ国際映画祭特別招待作品、ゴールデン・グローブ賞主要4部門ノミネート作品。

それでも恋するバルセロナ 映画作品情報 - シネマカフェ

MOVIX宇都宮にて。ウディ・アレン監督最新作。
タイトルとあらすじから、「自由恋愛という名の下に、誰と誰に体の関係があるのかを覚えておくより誰と誰がヤッてないのかを確認した方がいいんじゃないかというくらいやりたい放題な人々を描いた作品」...というのを期待していましたが、もう少し穏やかな男女関係のあり方を描いたとてもおもしろい作品でした。


「恋愛とは何か?」なんてことをえらそうに語れるほど経験豊富なわけでもなく、まして比較的保守的な考えのわたしから見たら、クリスティーナもヴィッキーも、そして当然フアンも、理性よりも自分自身の中にある感情にすごく素直に行動しているのがとてもうらやましいと思います。
「生きることは退屈で無意味だから出来るだけ楽しまないといけない」なんてかっこいいことを言って、ヴィッキーやクリスティーナを自然体で口説くフアンを見ていると、わたしも後ろの席に座っていた女の子にもっと積極的に声をかけてアプローチしないといけないような気になってしまうわけです。


思うに、恋愛というのはある種の麻薬のようなもので、一度はまると簡単には抜け出せない中毒性があるのではないでしょうか。
だから、多くの人はそこまで恋愛にのめりこみすぎないように理性でうまくコントロールしようとするわけですが、フアンやクリスティーナにはそういうブレーキがほとんどなくて感情というエンジンの気分に任せて行動をするのです。これはすごいなと思うし、こういう自らの感情に素直になれるということがとてもうらやましいと思い、そしてあこがれるのです。100%自分にはできないとわかっているからこそそういう人物にあこがれを感じるし、こういうブレーキの壊れた人になってみたいと思うのです。
人間としては壊れている部分の多いわたしですが、こういう壊れて欲しいところだけはなぜか破損してくれないんですよね...。


そして、恋愛に対する肯定的な描写とは対照的に描かれる結婚に対する否定的な表現というのもこの作品のひとつの見所です。
これだけにとどまらず、作品全体にウディ・アレン監督の恋愛観というか人生観が透けてみえたのもおもしろかったです。


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