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「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」見たよ


マイク・モリス知事(ジョージ・クルーニー)の大統領選挙キャンペーンチームで働く、正義感溢れる若き野心家で戦略担当のスティーヴン・マイヤーズ(ライアン・ゴスリング)は、決戦をにぎるオハイオ州予備選討論会後、対立候補陣営から密会を持ちかけられる。さらに、スティーヴンは女性インターンとも親しくなっていく…。この2つの出来事が選挙戦を揺るがす事態へと転じ、スティーヴンの運命を大きく変えていくことになる――。

スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜 映画作品情報 - シネマカフェ

MOVIX宇都宮で観てきました。


大統領選挙の舞台裏を描いた作品ということでかなり楽しみにしていましたが、意外に普通な内容で拍子抜けしてしまいました。一国のトップ、しかも世界の政府を自認するアメリカの首脳を選ぶ選挙戦ということで、知謀・諜報のえげつないやりとりの実態を描いたものを期待していましたがすべてが想像の範囲に収まる内容でして物足りなさが残りました。

絶対こんなもんじゃないと思うんですけど、あまり過激なことを書くと誰かに怒られるから描けないということなんでしょうかね...。


逆に、よかった点はというと上述のとおり大方予想の範囲内ということで、すべてのエピソードに説得力があったところです。「絶対これは嘘だろ...」というエピソードはひとつもなかったので、全部が「こういうことはたしかにありそうだよね」という納得のもとに受け止められたのはよかったかなと。


ただ、観終えてから「これは選挙戦の裏話・暴露話としてではなく、スティーブンの成長譚としてみればなかなかおもしろい」ということに気付きました。

優秀なブレーンとしてその活躍を嘱望されながらも、安易な行動や発言で職を一度失ってしまったスティーブンが、自らの力でそれを取り戻すプロセスだと思ってみれば、しっかりとそれにフォーカスして物語が描かれているのです。

思い返せば「冒頭のスティーブンの表情」と「ラストで見せた彼の表情」は大きく違っていたように見えました。それはスティーブンが自身の置かれている立場をより深く理解し、この道で生きていくことについて覚悟を決めたようにも見えます。それはこの物語の中で、スティーブンが経験した失敗から学んで成長した結果なのです。

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉がありますが、すべてを歴史に学ぶことは出来ないし、人が本質的に成長をするためにはやはり経験に学ぶしかないんだなということを感じました。



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