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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」見たよ


前作『破』終盤で描かれた「ニアサードインパクト」から14年後。葛城ミサトをはじめ旧ネルフ職員らは、反ネルフ組織「ヴィレ」を結成し、ネルフエヴァを殲滅すべく活動していた。ヴィレはエヴァ改2号機(搭乗者:式波・アスカ・ラングレー)と8号機(搭乗者:真希波・マリ・イラストリアス)によって、衛星軌道上にネルフが封印していた初号機を強奪する作戦を実行する。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q - Wikipedia

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。


公開直後の週末はいろいろと予定が入っていて観られなかったので、ネットにあふれるネタバレ込の感想を避けるのがもうほんと大変でした...。公開して早々にネットにあふれだす感想やら考察の膨大さを見るにつけ、この作品の人気っぷりがうかがえます。


さて。

エヴァについてはわたしも一応TV版と旧劇場版はひととおり追いかけたのですが、もともと興味があったわけではなく「何となく名前は聞いたことがあるので観てみようかな」とか「バイト先のかわいい子が観たって言ってたから」という、とてもささやかで不純な気持ちで観たのでした。

当時、バイト先にも大学にもアニメを好んで観る友だちがいなかったのでエヴァについて語り合うこともなかったですし、インターネットもいまほど一般的ではなかったために世間的な評価がどういうものだったのかということはまったく知りませんでした。ですが、TV版も旧劇場版も終わり方がなんとおもしろくないのだろうかといきどおったことはよくおぼえていて、途中まではすごく楽しく鑑賞していたのに最後の方の印象はすごくよくなかったのです。


本作を観ながら感じたのは、なんと観客に冷たい作品だろうという驚きであり、そしてこの有無を言わさずに観客を突き放してみせる芸風が昔のエヴァっぽいなあということを感じました。特に序盤の説明の無さはあまりにオフェンシブというか、正直始まって30分くらいは「これはシンジくんが観ている夢なんじゃないか」という夢オチ説まで立てていたくらい前作のおしまいと話が接続できなくて困惑しちゃったんですよね。


ただ、だからこそ序や破を観たときよりも「ああ、エヴァを観てるなあ」っていう気分になったのも事実でして、見ながら思わずにやにやしちゃいました。そして、本作は公開した週末の2日間で77万人(興行収入は11億円3100万円!)を動員するという、まさにイベントムービーといってもよいほどの人気シリーズに成長したにも関わらず、「情報は出すけどそれをそしゃくして理解するのは君たちががんばってね」(←私のイメージ)的な投げやりな姿勢をここで打ち出してきたということによる意外性も加わって、すごいの観ちゃったなあと思ったのでした。


この序・破からの変化が、冒険心によるものなのかそれとも原点回帰なのか、はたまたもう丁寧に作るのがめんどくさくなっただけなのかはわかりませんし、わたしはそれを考察するような知識もないのでただ受け入れるだけしかできないのですが、わたしはすごくおもしろかったです。

内容に関する考察についてはもうおもしろい意見がでそろっていますし、上でも書いたとおりわたしにはそれを語るだけの素地もないので最後におもしろいと思ったサイトへのリンクを示すだけにします。


というわけで本編については割と好意的に受け止めたのですが、それ以上に気に入ったのが同時上映という体で流された「巨神兵東京に現る」です。完全に特撮だけで撮られた作品なのですが、これものすごくよかったです。

CG全盛のこの時代に、これほどお金と手間をかけたであろう映像を劇場のでかいスクリーンで観られたのは本当に幸せなとしみじみ感じました。内容を把握するためにエヴァはもう一回は見る予定ですが、「巨神兵東京に現る」を観るためにさらにもう一回は観に行ってもいいんじゃないかというくらいとても好きな作品でした。

このメイキング映像もすごくいいらしいので、メイキングとこれ混みでBDが出たら絶対に買っちゃいそうです。


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