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「フランケン・ウィニー」見たよ


科学が大好きな少年・ヴィクターには友達がいなかった。両親は心配したが、ヴィクターは平気だった。なぜなら彼には最高の相棒・愛犬のスパーキーがいたから。不幸な事故がスパーキーの命を突然奪ったとき、ヴィクターは自分の半分が死んでしまったかのように悲しんだ。だが、彼はただ泣いているだけの普通の少年ではなかった。彼には「スパーキーを甦らせたい」という強い思いと、ちょっとマニアックな“科学の知識”があったのだ。

フランケンウィニー 映画作品情報 - シネマカフェ

TOHOシネマズ宇都宮にて、3D吹替版で観てきました。

交通事故で大事な飼い犬を失った少年が、その死を受け入れられずに犬を生き返らせる方法を模索したら本当に生き返ったでござるというお話でしたが超おもしろかったです。ティム・バートン監督自身が作った短編を長編としてリメイクした作品だそうですが、不思議で独特な世界観とストーリーが楽しめる良い作品でした。

生と死という絶対的な境界を科学の力であっさりと超えてしまったことに端を発して起こるさまざまな出来事がとてもユニークでおもしろかったです。世の中には「出来ること/出来ないこと」という区分だけでななく、「やっていいこと/やってはいけないこと」ということがあるという主張の提示はとてもおもしろいと感じました。

この「出来るけどやってはいけないこと」というのは死んだ生物を生き返らせるということなのですが、生と死というのはまさに不可逆な状態であり死から生という状態遷移はありえないことなわけです。ところがその本来起こるはずのないその逆転が起こってしまったがゆえに世界の秩序は保たれずに混乱が生じ、どんどんとその混乱が肥大化してう流れがすごく自然に描かれていたように感じたし、不思議な話なんだけど違和感なくストーリーの流れにのることができました。


不気味だけどどこかかわいらしく見えるキャラクターの造形もよかったですし、ストップモーションという手法が生み出す映像の魅力と相まってとてもすばらしい映像体験ができる作品でした。


ちなみにこの作品については小覇王さんのブログで書かれたエントリーがとてもおもしろいので、作品を気に入った方もそうでない方も映画を観た方は一読することをおすすめします。


あと3D映像と吹き替えについてですが、これは特に問題なく楽しめる出来でした。

3D映像についてはその必然性があまり感じられなかったのでもし気になっている方がいれば「2Dでもいいんじゃね?」ということは申し上げたいのですが、吹替えは悪い意味で気になるところのない出来でした。すごくナチュラルでよかったです。

大みそかにハホ*1といっしょに2D吹替えでもう一度観てきます。


公式サイトはこちら

*1:長女