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「96時間リベンジ」見たよ


イスタンブールで警護の仕事を終えた元秘密工作員・ブライアンが、ホテルで元妻・レノーアと娘・キムを迎え入れる。ブライアンの願いはこの街で親子水入らずで過ごし、家族の絆を完全修復することだった。ところが、かつてブライアンに息子を殺されたアルバニア系犯罪組織のボスが密かに復讐計画を実行。レノーアを人質に取られたブライアンは、あえて自らも一味に捕らえられることを選択する。はたして囚われの身のブライアンに起死回生の脱出策はあるのか。そして重傷を負ったまま地下で拘束されたレノーアと、地上で敵に追われているキムを同時救出する手だては見つかるのだろうか――。

96時間/リベンジ 映画作品情報 - シネマカフェ

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。

前作「96時間」では娘を誘拐した一味との対決を描いた作品でしたが、娘をさらった悪党たちを圧倒的な暴で容赦なく、そして根こそぎぶっ殺してまわるそのハンパない強さがとても印象的でした。あまりに一方的に敵を葬っていくさまは「いったいどっちが敵役なのか分からない...」と唖然とさせられるほどでした。


そんなわけでタイトルの"リベンジ"という文字を見たときに、「前作であんなに敵をコテンパンにしたのにいまさらどこにリベンジする必要があるんだ...」と不思議に思っていたのですが、観てみたら敵がブライアンにリベンジするというお話でしたのでこのタイトルにも合点がいきました。


そんなわけで前作で殺した人たちの家族がブライアンに仕返しをしにくるというのが本作の主旨なのですが、前作同様襲ってきた暴れん坊どもをボコボコにしてやり返すという内容でしてたいへんおもしろかったです。いつブライアンが追いつめられるのか?そしていつブライアンの逆襲が始まるのか?というそのタイミングをうかがう緊張感がとても心地よく、ブライアンの反撃が始まった瞬間の気分の高揚っていったらもうね!というくらい大興奮でした。

それとすごくよかったのが正義というのは決して絶対的なものではないということを描いていたところです。自分の家族を手にかけようとした憎たらしい敵にも家族や仲間がいるし、その人たちにとってみれば正義は向こうにあるわけです。

正義の反対は悪ではなく別の正義とはよくいってもので、自分たちの正義を貫くためには他者の正義を踏みにじらねばならないときもあるという事実には胸が苦しくなりました。


上映時間が90分と短かったのですが、中身は異様に濃くてとても満足しました。「大事な家族を襲った奴らを徹底的に追い詰めて全員ぶっ殺す」という分かりやすいところがまたすばらしく、このテンプレートであと2作はおもしろいのが撮れるんじゃないかと思うし、ぜったい続編るだろうなと思ったでござるよ。


ちなみにこの作品で一番好きなシーンは娘のキムにカーチェイスをさせるシーンです。

キムは運転があまり得意ではなく、免許を取るための試験を2回も落ちています。
そんな運転下手くそな彼女が「追手から逃れるため」というだけの理由*1イスタンブールの狭い街中を所狭しと運転させらるのですが、パトカーとぶつかったり電車を紙一重でかわしながらがんばって運転する彼女がまたかっこいいんですよ。

どんなスポーツでも「実践以上によい練習はない」とはよく言いますが、たしかに街中でのカーチェイスはいい運転練習になりそうですよね。そんな経験を経て、見事なハンドル+ブレーキさばきを手に入れてカーチェイスで盛り上がるキムの姿に大興奮しました。


これはもうぜったいに続編を撮って欲しいし、観たいです。


強過ぎるお父さんの次回作にご期待ください!


(関連リンク)

公式サイトはこちら

*1:ブライアンパパがキムに「お前は銃が撃てるのか?撃てないんだから運転しとけ!」と言い放つシーンはキュンとしました