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「脳男」見たよ


ある地方都市で猟奇的な手口の無差別連続爆破事件が発生。刑事の茶屋(江口洋介)はついに犯人・緑川のアジトを突き止めたが、確保できたのは身元不明の男(生田斗真)だけだった。緑川の共犯者と見なされた男は、その犯行の残忍さゆえに精神鑑定を受けることに。男の担当医・鷲谷真梨子(松雪泰子)は一切の感情を出さない男に興味を持ち、真実の姿を探ろうとする。男は人間らしい表情や感情が無いかわりに、並外れた記憶力・知能・肉体を持つ究極の存在。いつしか人は彼を“脳男”と呼ぶようになる。そんな中、緑川が真梨子の勤務する病院を襲撃し…。

脳男 映画作品情報 - シネマカフェ


MOVIX宇都宮で観てきました。

わたしの大好きな生田くんが主演ということで張り切って観に行ったのですが、迫力ある爆破シーンや想像していた以上にグロテスクな映像が出てきて驚かされたのですが観終えて2時間ドラマっぽかったなという印象を受けました。土曜サスペンス...というのはちょっと違うかも知れませんが、何となく観ながらそんなことを考えていました*1

個人的にはもう少し過激な描写を取り入れてもよかったんじゃないかなと思うのですが、やや張りの振り切れ方が弱くて煮え切らないと感じる部分はありつつも娯楽作品としては十分楽しめたしわりと満足しました。


さて。

わたしの主目的だった生田くんですが、彼が演じる主人公は"生まれつき感情の欠落した人間"というとても難しい役どころでしたが、本当に感情の欠けた人としか思えない立ち振る舞いを見せてくれて非常に感心しました。わたしは「僕等がいた」の矢野みたいな、いるだけで周囲を盛り上げることができるそんな太陽のようなキャラクターが彼には似合うと思うし、そういう役を演じているときの彼がすごく好きなのですが、この作品のようなまったく生気ややる気の感じられない、むしろ観ているこちらのテンションまで引き下げるようなブラックホールのような人物を演じて見せてくれた点についてはすごく良かったと思います。


あとストーリーについては、ちょっと無い方がよかったかなというところがいくつかあったなというのが率直な感想です。

たとえば生田くんがなぜあのような人間になったのかという過去を振り返る部分はなくてもよかったんじゃないかなと思うし、あのシーンがあったために彼の謎めいた部分がきれいさっぱりと無くなってしまってちょっと興ざめしちゃいました。無いと無いで彼の誕生の秘密がわからないままになって困るのかも知れませんが、でもそっちの方がよかったかなと思っています。



と、不満はいろいろとありますが、全体としてはおもしろかったし、この興行が失敗しなければおそらく撮られるであろう続編にも期待しています。もし続編が公開されたらまた観に行くよ!(もちろん主演は生田くんで!)


公式サイトはこちら

*1:それがいいとか悪いとかではなくどことなくそういう番組でやってそうな雰囲気、内容だなと感じたというだけです