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「ドラゴンボールZ 神と神」見たよ


鳥山明原作の絶大な人気を誇る「ドラゴンボール」を映画化したアニメーション大作。孫悟空と拳を交える今度の敵、破壊神ビルス! 一体どのような戦いになるのか――?

ドラゴンボールZ 神と神 映画作品情報 - シネマカフェ


MOVIX宇都宮で観てきました。

わたしは今年で35歳になりましたが、同じくらいの年齢の人であれば男女問わずドラゴンボールを知らない人はおそらくいないと思います。
ここ何年も読んでいませんがわたしもジャンプ連載当時はすごく大好きで、毎週楽しみに読んでいました。当時、うちの住んでいるあたりだとジャンプは毎週火曜日発売だったのですが、あそこの店だと早く入荷するとかお店の人と仲良くなれば回してもらえるという怪しい情報が出回っていました。土曜日に買えるという噂がたったお店に午前中で授業が終わった小学生たち*1が大集結してジャンプを要求したためにお店の人がキレたということもありました。

たかが2,3日早くマンガを読みたいというだけであれだけおおさわぎしていた当時のことを思い出すとなんだかほのぼのしてしまいます。


さて。
そんなわけで昔大好きだったドラゴンボールが映画化されるということで、なぜいまこの時期に映画化?という疑問はあったものの懐かしさも手伝って観に行ってきました。


今回は誰もがおそれる破壊の神様が地球を壊そうとするというお話でしたが、その破壊の神様ビルスの圧倒的な強さには観ていてワクワクしたし、ピラフ大王一味をふくむ懐かしいキャラクターも精力的に出してくれたのはうれしかったです。バトルシーンもよかったけど、間の抜けたやり取りをするキャラクターたちを見ていたらドラゴンボールってバトルだけじゃなくてこういうくだらないやり取りもおもしろかったんだよなと思い出してしまいました。


ただビルスの強さを示すために、神龍界王神、さらにはベジータにまであのような弱さを露呈させる必要があったのか疑問だったし、正直あのあたりの描写をされてしまったことで連載当時に抱いていたそれぞれのキャラクターに対する畏敬の念みたいなものが何となく壊されたようでがっかりしました。ビルスの強さについては悟空たちとのバトルをとおしてちゃんと描かれていたと思うし、あえて過去の強者たちが怯える姿を引き合いに出す必要はなかったんじゃないかなと。


それとブルマがビルスにビンタされるシーンはベジータの怒りを誘うためとは言え何だかなと思ったし*2、お腹に子を宿しているビーデルに足とは言え流れ弾が当たるというシーンはちょっとその必要性も含めてなんでこんなシーンを入れたんだろうと疑問をおぼえずにはいられませんでした。必然性がまったく感じられないし、だから正直不快でしかないんですよね。


そんなわけで細かい部分ではありますが、気になるところが多くてもろ手をあげていい作品だったとはいいにくいです。
ビルスという圧倒的な強さと魅力をもつキャラクターを残したことや、さらにつよい奴が存在することを仄めかしているあたりはよかったと思うし、だからこそちょっと残念なところが多かったのはもったいないなと感じました。


あと、単行本を1ページずつめくっていって印象的なシーンを紹介するというエンドロールがとてもよくて、あそこだけもう一回観たい!と興奮して帰途につきました。観ているときはわりと腹が立つところが多かったのですが、最後があれだったためか鑑賞後のイメージはぜんぜん悪くなくて「終わりよければすべてよしって本当なんだな」というどうでもいいことに納得してしまいました。


公式サイトはこちら

*1:わたしが小学生のころはまだ完全週休二日制ではなくて午前中だけ授業でした。そういえば高校のときに隔週で週休二日になったのはおぼえてるので、わたしが完全週休二日になったのって大学に入ってからなんですよね。

*2:どう考えても死ぬでしょ...