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「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」見たよ

遠いどこかの森のキノコの家に住んでいて、歌うことが大好きな、リンゴ3つ分の背丈しない小さい青い妖精スマーフ。彼らの宿敵で邪悪な魔法使いガーガメルは、強力なパワーをもつスマーフ・エッセンスを得るため、スマーフにそっくりなわんぱく軍団“チーム白”を作り出した。しかし不完全なスマーフを本物のスマーフにするためには魔法が必要。その魔法を知っているのは“妖精の国のアイドル”スマーフェットだけと知ったガーガメルは、彼女を誘拐してパリに連れて行ってしまう。パパ、クラムジーグラウチー、バニティは一致団結して“チーム青”を結成、再び人間の世界に飛び込み、人間の親友パトリック&グレースの力を借りて、スマーフェット救出作戦を実行する――。

スマーフ2 アイドル救出大作戦! 映画作品情報 - シネマカフェ

TOHOシネマズ宇都宮でハホ*1と観てきました。

タイトルに"2"とあるとおり、本作はシリーズ2作目の作品ですが前作は未見です(長女はDVDで鑑賞済み)。

実は前作も観るつもりがなかったわけではないのですが、ちょっと他の予定を優先しているうちにあっという間に上映が終わっていました...。この手の海外のキャラクターを扱った作品って日本だとあまり受けないことが多いので、上映期間がどれも短いんですよね。2週間から3週間で終わっちゃうのでよく見逃してしまいます。

話は少しそれますが、わたしがスマーフを知ったのはiPadでやり始めたゲームがきっかけでした。
iPadを買ってあれこれゲームをやりましたが、一番お金をつぎこんだのがスマーフの村を育てる「スマーフ・ビレッジ」というゲームでした。

これはスマーフの村に畑や建物などを作ってどんどん大きくしていくというゲームです。

ふだんは育成ゲームなんてまったくやらないのですが、子どもたちがやっているのを見ているうちにわたしもハマってしまいました。基本的にお金はかけなくても遊べるのですが、一気に大きくしようと思ったり効率化を目指すとそのための素材を買う必要が出てきます。最初はのんびりと遊んでいたのですが、もっとすごい村にしたい!という欲求に負けてその度にちょこちょこと課金していき、気付いたら4000円くらいつぎ込んでいました。

毎日仕事から帰ってくるたびにこれをやるのが楽しみだったし、長期出張で触れないときは子どもたちにその面倒をお願いしているほどハマっていたのですが、ある日アップデートしたあとから立ち上がらなくなってしまい、立ちあがっても落ちることが増えてきました。
初代のiPadなのでリソース的にもう無理なのかも知れないなと思いつつもあれこれ調べてやってみましたがまったく改善されず、いつの間にかゲームもやらなくなってしまいました。

そんなわけでゲームのスマーフからは遠ざかってしまっていますが、スマーフに対する想いはまったく消えておらずむしろ欲求が高まっているくらいでしたので「今回の映画は見逃さないぞ!」という意気込みそのままに公開2日目の朝一に劇場に駆け込んで観てきました。

まず作品を観ての感想は、というとたいへん面白かったです。
前作を観ていないとわからなくてもやもやする点はありましたが、そこは作中の説明と想像で補うことで問題なく楽しめましたし、とにかくあの青いちびっこたちがスクリーンを動き回っている映像に胸が熱くなりました。これはスマーフ好きにはたまりません。

本作はCGと実写の合成された映像で構成されていますが、両者がとてもシームレスに並べられていてまったく違和感がありません。
CGで描かれるキャラクターと実写のキャストの会話なんて本当に見事で、まさにその場に両者が共存しているようにしか見えませんでしたしその出来のよさにいたく感激しました。お店で暴れまわるシーンや鳥にのって飛び回るシーンの映像なんてもうすばらしいとしか言い様がありません。

「生みの親と育ての親」という題材を扱っているわりに重過ぎることなく描かれるストーリーもたいへんよく出来ていて、おもしろかったです。ゲームだとスマーフ村のメンバーはわりと無個性というか、青い妖精たちというひとくくりでしか見ていなかったのですが、このストーリーだとそれぞれのバックボーンが活かされているためにスマーフひとりひとりのキャラクターがとても際立って見えてきます。

きっといまスマーフのゲームをやったらそれぞれのキャラクターに思い入れをもってしまってもっとハマってしまいそうな気がします。


ただ、一つだけ気になったところがあって、それはサプライズ演出をするためにスマーフェットの誕生日をみんなが忘れたふりをするところが嫌だなと思いました。そもそも相手を驚かせるサプライズ演出ってわりといいことのように扱われていますが、わたしはあれがすごく嫌いなんです。

すごいことをしてただ驚かせるというサプライズならまったく嫌ではないのですが、プラスを水増しするために一旦相手にマイナスを与えるのは好きになれないんです。たとえば、この作品ではスマーフェットの誕生日を盛大にお祝いしようと画策したスマーフたちは、スマーフェットに会っても君の誕生日なんて知らないよというふうに振る舞うわけです。

これが正直理解に苦しむというか、「おめでとう!いま誕生日の準備してるよ」と言えばいい話なのに、驚かせるために相手が落ち込むようなことをしてまでそれを隠そうとするのか意味が分からないんです。

この作品に限って言えば物語の演出上...というエクスキューズはあるにしても、サプライズってやる側のエゴであってそれをされる相手のことを考えているわけではないことがすごく嫌だなということを改めて実感しました。


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*1:長女