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映画館へ行こう

映画館で映画を観るのが大好きです

「女子ーズ」見たよ


名字に色が入っているだけで、チャールズ司令官が指揮するヒロイン戦隊・女子ーズのメンバーにされてしまった女性たち。そのうちの一人である赤木直子(桐谷美玲)は、レッドと名付けられてリーダーを務めることに。ギャル風のブルー、お嬢様のネイビー、貧乏なイエロー、夢見がちな劇団員のグリーンを束ねて地球を襲撃する怪人たちに立ち向かうレッドこと直子。全員がそろって繰り出される必殺技「女子トルネード」が最大の武器だったが、恋、仕事、美容などで忙しいことから、なかなか全員がそろうことができず…。

女子ーズ 映画作品情報 - シネマカフェ


劇場で観た予告があまりにくだらなくておもしろそうだったので観に行ってきましたが、福田雄一監督の作品らしいくすくすと笑える小ネタがこれでもかと詰め込まれたたいへん楽しい作品でした。キャストも非常に豪華で、いまをときめくたくさんの女性陣が戦隊モノのコメディに出てくれるだけでもすごくうれしいのに、散りばめられたネタも笑えるものばかりで大満足の2時間でした。


本作は『「名字に色が入っている」+「最近は女子の方が強いから今回は女子でいこう」というだけの理由で選ばれた5人の一般女子が、日常の片手間で怪人から地球を守る』という内容ですが、この簡単なあらすじからもわかるとおりすごくシュールでアバウトなお話です。

こんなにかわいらしい子たちがくだらない発言を真顔でしたり、「うんこ」と連呼させられたりとなんかもう他の作品では決して観られない顔を見ることができます。女子グループでよく見かける(いかにもありそうな)やり取りもおかしかったし、いいものを見れたなという気分になることができました。


ゆいいつ中盤以降でちょっとだけ中だるみが入ってしまってそこだけは残念でしたが、全体的には文句なしでおもしろい作品でした。
内容が内容だけに100点!というわけにはいきませんが、気持ち的には満点をつけたいくらい気に入っています。


女子レッド(桐谷美玲



とにかく真面目で初志貫徹、やると決めたら絶対にやり抜くというレッドを演じるのは桐谷さん。
役の「まじめすぎるくらいまじめ」というイメージが彼女自身のイメージとかぶっていて、とても自然に役になじんでいたように感じましたし、そのまっすぐさが「こんなにまじめな子がこんなくだらないことを真顔でいうなんて...」という感じでコメディ要素を引き立たせていてそれもまたよかったです。

正直、彼女がこういったコメディに出るなんて想像もしていなかったのですが、わりと似合っているというか作品の空気にちゃんとなじんでいて感心しました。福田監督マジックですねー。


作中でとても印象に残っているのは、怪人を倒したあとの打ち上げを居酒屋でしていた女子ーズ5人のところに男性5人が合コンしようぜとのりこんでくるところがあるのですが、それを断固拒絶したレッドに対してブルーが「チャン・グンソクに似たイケメンがいたのにー!」と怒るシーンがあります。怒られたレッドがブルーに対して「チャン・グンソクに似ている時点でイケメンじゃない!」と逆にブチギレて見せるというとてもハートウォームなやり取りがとてもおもしろくて記憶にのこっています

言いたいことはわかるなーと思いつつ、チャン・グンソクのファンがいたら怒るだろうなあとか考えたらよけい愉快な気持ちになってしまいました。あのやりとりは必見です。


女子イエロー(高畑充希



実家に仕送りしなければいけないので毎日仕事に明け暮れているイエローを演じたのは高畑充希
ボーイッシュな顔立ちと無骨な物言いがどこか男の子っぽさを感じさせたし、どんな異常なやりとりであっても表情ひとつ変えずに淡々とツッコみを入れたりボケたりするところはほんといいキャラだなと思わずにはいられません。

そんなおもしろい一面を見せたかと思えば、髪型をちょっといじってみせるだけで女性らしいかわいらしさを急に見せつけられたりしてふいにドキドキさせられたりもします。コメディパートを盛り上げるだけでなく、そのおもしろキャラとはギャップのあるかわいらしさを見せたりして気付いたら彼女にメロメロになってしまいました。

5人の中でいちばん演技がうまかったんじゃないかという気がしていますし、今回の5人の中でいちばん好きになったのはイエローでした。

女子グリーン(有村架純



劇団で売れない役者をしているグリーンを演じるのは有村架純

他の作品に端役で出ているのは何度か見かけたことがありますが、メインキャストとして出ている作品をまともに見るのは今回がほぼ初めてでしたがとてもよかったと思います。たしかにかわいかったですし、「演技がかっていてくさい芝居をする役者」というなかなかむずかしい役を演じつつこの作品が求めるグリーンのキャラクターにぴったりマッチした存在感もあってとてもグッドでした。


女子ブルー(藤井美菜



アパレル関係のアルバイトをしながら地球を守るブルーを演じたのは藤井美菜
さいきんどこかで観たなーと思ってあれこれ思い返してみたら、先日観たばかりの「モンスターズ」に出ていました。あのやたらスタイルのいいきれいな捜査官だ!

とつぜん地球を守れと言われてもなかなかテンションが上がらずやる気が出ないのは5人全員同じなのですが、その中でももっともやる気がないのがこのブルー。冒頭のシーンでは、まつエク*1をするために怪人との戦いを放棄するというウルトラCをぶちかましてみせます。「怪人を倒したら1人1万円払ってほしい」とか「20世紀少年読んでる途中だから怪人倒しに行けない」という歯に衣を着せない物言いにはとてもきゅんとさせられます。


派手なメイクと顔立ちが、戦隊モノの衣装をコスプレっぽく見せていてそこもまたおかしかったです。
あとこの人と山本美月さんはどちらもすごくきれいな顔でびっくりします。

女子ネイビー(山本美月



超がつくくらいのお嬢様であるネイビーを演じたのは山本美月
お嬢様という設定のせいなのかどうかわかりませんが5人の中では一番控えめな役でして、笑いの中核を担う発言をすることはほとんどなく、あくまでサポート役という印象を受けました。女子の集団を構成する一要素として「お嬢様」という存在を入れておきたいという理由だけで追加されたんじゃないかという気がするくらい地味な役どころでして、ちょっともったいないなあという気がしました。



@TOHOシネマズ宇都宮で鑑賞



# 写真はこちらから拝借しました


公式サイトはこちら

*1:まつげエクステンションっていうんですね